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南海橋本林間田園都市

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橋本市の学童保育を担う「はしもと学童保育の会」は、平成27年にNPO法人化。10箇所の拠点を持ち、子どもたちの健全な育成を図っています。今回はあやの台地区学童保育「きらきら」に伺い、事務局長の松本さんや職員さんに遊びの内容やイベントに向けた取り組みなどをお話しいただきました。

左から河上さん、松本さん、佐田さん、守安さん

「橋本市の学童保育を平等にしたい」
との想いでスタート

Q.運営方針を教えてください。
松本さん NPO法人化するにあたって重要だったのは、橋本市の子どもたちに平等なサービスや保育を提供したい、ということでした。それまでは同じ橋本市内の学童保育でも、施設によって資金も保育方針も、保育料でさえ違ったんです。法人化することで、10箇所の拠点すべてで「自分のことが自分ででき、自ら考えて行動し、また行動に責任が持てるようサポートする」という共通テーマの元運営でき、子どもたち同士が育ち合える場として適切な環境を提供できるようになりました。

Q.預かり時間は決まっているのですか?
守安さん 通常は下校時間の14時半から19時までお預かりしています。ただ、「急に残業になってしまったので、少しだけでも延長して欲しい!」という声はやっぱり多くて。私たちもできるだけ保護者の味方でありたいので、プラス30分間の延長保育も受け付けています。もちろん、当日ご連絡いただければ大丈夫ですよ!

急いで学童へと飛び込んでくる子どもたち。
「おかえりー!」の声が響く

子どもたちが楽しみにしている
イベントもたくさん!

Q.毎日どんなことをして過ごしているのですか?

松本さん 子どもたちは学校帰りで疲れているので、勉強よりは遊びが中心。学童によって遊び方はさまざまですが、体育館を借りてみんなでわいわいスポーツをすることもあります。

河上さん もうすぐ(取材時は2018年12月)、「はしもと学童保育の会」所属の学童が合同で開催する「ミニリンピック」という大会があるので、今はその日に向け、大縄跳びやドッヂボールの練習をすることが多いですね。

佐田さん あやの台でいちばん大きなイベントはお餅つき大会です。ほかにも毎月1回ゴミ拾いをして街をキレイにしたり、万が一被災した時にどうすればいいかを地域の方が子どもたちに教えてくれたり。こういったイベントを定期的に開催しているので、地域全体で子育てしているような感覚です。

学童で過ごす中で
社会性も育って欲しい

Q.林間田園都市周辺の子育て環境についてはどう思われますか?
佐田さん あやの台は自然がたくさんあるのがいちばんの魅力です。ちょっと歩いただけでもどんぐりの実が落ちていて拾って遊べますし、小動物が私たちの様子を見に来ることも(笑)。近くのあやの台チルドレンセンターには子育て支援サークルもたくさんあり、子育てしやすい街だと思います。

学童で上級生・下級生が交流することでいろんな感情も育めそうです。
松本さん 今、あやの台なら小学1年生から6年生まで94名が入所しているので、学年を超えた縦割りのグループ作りは意識しています。そうすれば、上級生を敬う気持ちや下級生の面倒をみるやさしい気持ちが育っていく。子どもたちには、学童で過ごす中で社会性も育んで欲しいですね!

特別非営利活動法人
はしもと学童保育の会
TEL:0736-26-5182(事務局)
和歌山県橋本市柏原103松長マンション1-202