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南海橋本林間田園都市

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橋本市には、市が直接運営する公民館が9施設あり、さまざまなイベントや子育て・高齢者サポートを実施。市民にとっていちばん身近な公共施設であり、気軽に訪れ交流ができる場所です。今回は城山台の紀見地区公民館・藤田ひとみ館長に、公民館の役割や開催イベントについてお話しを聞きました。

地域住民同士が繋がれるイベントは
数え切れないほどたくさん!

Q.どんな催しがあるのですか?
藤田館長 さまざまな活動をしている中で、公民館で登録しているサークルが42団体あり、随時いろんなイベントを開催しています。イベント内容や情報は、毎月公民館が発行し管轄地区全戸に配布している「公民館だより」でお知らせします。今日は「ぽっぽ&ペコポコ」という子育てサークルがクリスマス会を催し、ハンドベルのボランティア団体が演奏したり公民館の運営委員さんがサンタに扮してプレゼントを配ったりしてくれています。

育児サークル「ぽっぽ&ペコポコ」には
月135円の会費で加入でき、クリスマス会への参加費は不要

Q.公民館主催の大きなイベントにはどのようなものがありますか?

藤田館長 5年前から年に一度「二分の一成人式」を開催しています。これは10歳のお祝いをするイベントで、地区内各小学校の4年生が集まり発表会を行います。ほかにも園児が歌を歌ったり中学生が司会をしたりといろんな世代の子どもたちが一堂に会します。学校の協力もあって毎回とっても好評で、たくさんの子どもたちが参加してくれています。

地域住民が率先して
登下校の見守りをしてくれる

Q.子育てしやすい地域だと感じられますか?

藤田館長 橋本市は「子育ての街」と言ってもいいほど手厚いサポートがある街だと思います。じつは私自身、子育てするために橋本市に引っ越してきて、地域の方や行政に随分助けられました。公民館でのイベントやサークル情報は赤ちゃんの検診の際に市の健康課が知らせてくれますし、保健師さんたちがそれぞれの家庭に訪問してサポートもしてくれます。

市が管轄しているからいろんな繋がりができるのですね。
藤田館長 橋本市が事業を推進している「共育コミュニティ(子どもも大人も共に育ち、育て合う)」を受け、市全体で「繋がろう」と呼びかけているから、地域住民の皆さんも意識が高いのだと思います。それに、この街には子育てを終えた世代の方がたくさんいらっしゃるんですね。皆さん、地域の子どもたちのために何かしたいと思っていただいて、登下校の見守りなどに手を貸してくださる。自然とやさしいセーフティネットができている印象です。

公民館はいちばん身近な公共施設。
気軽に利用していただきたい

Q.公民館は個人でも利用できるのでしょうか。

藤田館長 はい、もちろんです。図書室やソファスペースは開館中なら自由にご利用いただけます。本を読んだり勉強したり打ち合わせしたり、地域の方も気軽に来ていただいていますよ。今後も地域の方々のコミュニティ作りに貢献できるよう、さまざまな世代の方を繋げるイベントを今以上に開催していきたい。学校と家庭、地域が一体となって子どもたちを守り、育てられるよう、私たちもそのベース作りに力を入れたいと考えています。

図書室にはさまざまな絵本のほか、
寄贈された小説や漫画もラインナップ

橋本市紀見地区公民館
TEL:0736-37-2302
和歌山県橋本市城山台2-10-1